チベット日記
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2002年9月1日(日)
今日の雑感
先日は部活の先輩の結婚式の2次会に行かせてもらいました。2次会にもかかわらず、その人数はなんと200人強!(芸能人並です。)先輩の交友範囲の広さに改めて驚かされました。
自分がいざ結婚するといった時に、果たしてこれだけの人数が集まるかどうか。というか初めから無理。知り合いの絶対数が200人もいないですからね。
僕に友達が少ないということはどうでもいいことですが、200人って数はやはり半端じゃないですね。結構広い店を借りきってやっていたと思うのですが、もう人の熱気でムンムンでした。冷房もかかっていたはずなのですが、200人の前では無力に等しく まさに「真夏の夜の夢」状態でした。
それ程の人数の人から祝福を受けて結婚されていく先輩はすごく幸せであり、同時にそんな先輩をすごく羨ましく思いました。僕も結婚するまでに何とかして祝ってくれる友人の数を増やさねば。(今さら遅いって?)
僕に言われるまでも無いでしょうが、どうぞ末永くお幸せにお暮らし下さい。
さて、結婚式の2次会に出れば当然スキー部の人たちにも会うわけで、そこで意外にも「チベット日記」を読んでくれている人が何人かいてくれました。嬉しいやら、恥ずかしいやら。「たまに見てるよ」と言ってくれる人もいれば、「デブネタ多すぎ!」というアドバイスをして下さる人もいました。
まあ、この文章を書く動機は自分の自己昇華の部分が大きいですし、このサイト自体もリンクを張り返してくださるサイトさん以外はどこにもリンクされていないいわゆる内輪向けサイトなんですが、やっぱりどこかで誰かに読んでもらいたいという気持ちがあるんですよね。そういう意味で読んでくれているという声を聞くのは嬉しいですし、励みになりますね。
いつまで続くか分かりませんが出来る限り更新していきますんで、まあ、軽い気持ちで読んでやって下さい。
2002年9月2日(月)
整体
前々から興味のあった整体に行って来ました。僕は人に体をマッサージをしてもらうことがこの上なく好きなんですが(性感マッサージとかじゃないですよ。)、素人にやってもらってあれだけ気持ちのいいものなんだから、プロにやってもらえばそれはもう凄いものだろうと考えていたんです。それで、たまたま知り合いの人が整体師の方を知っていて紹介してくれたので、行くことになったのです。
僕が行った整体は普通の民家みたいな所で、やってくれる先生も別に普通の人でした。僕の想像するようなラーメンマンのようなヒゲを生やした怪しげな中国人というわけではなくて、少しほっとしました。
10畳ぐらいの大きな部屋に通されて、いよいよ治療の開始です。(加筆:正しくは施術と言うそうです。気功のような東洋医学は法律上、治療行為は出来ないことになっているので、「施術」という言葉を使うそうです。)
先生は僕にあぐらをかいて座るように指示して、背中を入念に叩いて体をほぐし始めました。この時にある程度、体の悪いところが分かるみたいです。入念なマッサージが終わると、整体は徐々にハードになってきました。
あぐらの姿勢のまま、腕を後ろにやられ、背中をぐいっと伸ばされます。
「バキボキッ!ベキッ!」
(本当に大丈夫か・・・。こんな音聞いたことねぇーぞ。)
僕のそんな心配をよそに先生は黙々とメニューをこなしていきます。今度はうつぶせになって寝転んでくれとと言われ、言われるがままに僕もその姿勢をとります。
先生「ちょっと痛いよー。」(足で背中を押しながら。) 僕「あがががががー。あうっ。」(ガクッ。)
声にならない声というのでしょうか。今までに自分でも聞いたことの無いような声が自分から出ました。それぐらい痛いです。先生曰く、全然強く押していないとのことですが、変な汗が全身から滲み出てきました。
先生の説明によると、体を押して痛い部分というのは悪いところらしいです。つまり、悪い部分というのは血液の循環が悪いために硬くなってしまい、そのために押すと痛いらしいんです。などと説明されても痛いものはやはり痛いわけで、結局のところあとは痛みに必死になって耐えるのみです。
いろんな所をほぐしてもらったわけですが、一番痛かった部分は首です。先生によると、「頚動脈を掃除する」と言われたんですが、これが痛いのなんのって。首の頚動脈の部分を一気にゴリゴリゴリッーと指で押されます。もう本当に痛いです。今まで感じたことの無い痛みですよ、マジで。涙出そうになりました。
その後、30分ほど体をマッサージしてもらいましたわけですが、やってもらっている瞬間というのはもう死ぬほど痛いんです。でも、終わってみるとこれまたビックリ、ウソみたいに体が軽いんです。あっ、これはいいなという感じでした。
というわけで、早速来週の予約もしてきちゃいました。これで僕も健康児☆今から山でも駆け回ってきます。
2002年9月9日(月)
人の不幸は蜜の味
相方から「日記更新してよ。」と言われたので、久々に日記を書こうとPCを立ち上げたのはいいのだが
書くことが、無い。
相方にそう言うと、「昨日長島(スパーランド)に行ったこと書けばいいじゃん。」という答えが返ってきた。んー、確かに楽しかったことはあってるのだが、果たして僕たち2人のデートの様子を書いてみなさんが喜んでくれるかどうか。
今日は相方と長島スパーランドに行った。今日の相方は一段とかわいい。世界中で一番かわいい。ドキドキしていた。
僕たちにとってこれは5年目にして初めての遊園地なわけで、まるで付き合いたてのカップルのようなデートだ。ジェットコースターにも乗りまくって、ギネスで世界一に認定されたスチールドラゴンに2回も乗って少し頭がグラグラした。
帰り際に見た観覧車からの夜景はとても綺麗だったが、相方の方が数万倍綺麗だった。途中からは景色などどうでもよく、相方しか見ていなかった。
もう、お前しか見えない。相方ぁぁーーー。(ガクッ)
・・・。
当の本人が楽しいのと客観的に他人が読んで楽しいとのはやはり違うものである。さらに書く内容がもう相方ラブ(はぁと)なんてものだったら素で寒い。僕が他人の日記読んでそんな内容だったら、勢い余ってPC叩き壊しそうである。
「人の不幸は蜜の味」というように、人間というものは素直に人の幸せを喜べないものである。だから、日記を書こうとすると自然と自分の幸せについては書きにくくなる。ということは、更新が滞っているのも僕が幸せの証拠ということになるのか。
嬉しいやら、悲しいやら。
2002年9月11日(水)
2001/09/11
あの日僕はただTVを見つめていた。この世のものとは思えない光景、そう本当に映画のようだった。
しかし、それは紛れも無い現実。
崩壊したのはWTCビルだけではない。ありとあらゆる価値観がこの日を境に崩壊してしまった。なぜこんなことが起きてしまうのか。分からない。何も分からない。この思いを言葉にすることも出来ずに、僕はただTVを見つめるしかなかった。
テロという行為は卑劣である。関係のない人たちを巻き込んで自分の主義主張をするというのは、卑劣という言葉ではなければどう表現すればよいのか。
ただ、である。アメリカはこのテロ事件の後、アフガンに対して報復爆撃をしたのだが、果たしてこれは正しいことなのだろうか。やっていることは結局、アフガンの罪も無い人々の平穏な生活を侵し、子どもたちから笑顔を奪うという行為である。
憎しみは新たなる憎しみしか生まない。僕はそう思うのである。
ああ、いつまで経ってもこの世界からは戦争はなくならないのだろうか。これだけの悲劇が起きても、人々は過ちを繰り返すのだろうか。何が悪で、何が正義かなんてもう分からなくなってきた。事件を起こした首謀者は法の下に裁かれるべきたが、同じように武力で対抗するだけでは何も生まれないだろう。
この事件が何を伝えているのか。 この事件から僕たちが何を学ぶのか。 それが本当に大切なことではなかろうか。
僕には何も出来ないが、一年前の今日亡くなった方々のご冥福をただ祈るのみである。
2002年9月15日(日)
ご報告
一応までにご報告です。 一年間という長丁場でしたが、正式に採用内定しました。 ひとまずほっとしました。 とりあえず暇してるので誰か遊んで下さい。
2002年9月19日(木)
Fカップの威力
今、巷で話題の風圧おっぱい。
あなたは試したことがありますか?なんでも車で時速80キロで走りながら窓から手を出すと、手に当たる風圧の感触がちょうどFカップの感触になるそうです。何事も試してみないと分かりません。ということで実際やってみることにしました。
「ゴオオオオオッー」(風の音)
(よし手をだすぞ。うおおおおおー。これはすごい。確かにこの感触は・・・。手を包むようなこの柔らかい感じ、これはまさしく!)
と思ったところであることに気がつきました。そもそも僕はFカップのおっぱいなど触ったことがありません。だから、Fカップかどういう感触かなど分かるはず無いのです。というか、23にもなって俺は何をやっとるんだと。
時速80キロで走りながら手を横に伸ばす姿、想像するだけでも間抜けです。おっぱいの感触確かめる前に自分の人生見つめなおせよと。暗い気持ちになって帰途に着きました。
2002年9月21日(土)
人間なんて
所詮、飯食ってクソして寝るだけの動物じゃん。
そう思ったら何もかもが意味の無いものになってしまう気がして。
だから僕は今日も何かが起こることを期待して生きている。
2002年9月25日(水)
逆ベクトル
底抜けに明るい奴はどうも信用ならない。笑顔の裏に何を考えているのかさっぱり分からない。反対に少し陰のあるような人間の方が人の痛みを知っている分、僕には優しいような気がしてしまう。
以前にも書いたが人間はバランスが肝心である。ただただ同じベクトルに進むような人間はいつか破綻が来る。だから時には自分の来た方向を振り返ってみて自分の今いる位置を確認する必要があるのだ。
そんなことを感じた今日の一冊。
古谷実 「ヒミズ」。
「稲中」や「僕といっしょ」などでおなじみの漫画家であるが、この本にいたってはタッチがまるで違う。鬱積した感情、陰惨とした風景。いつものギャグを一切封じて描かれた力作である。
もともと彼のマンガは好きだったので、今回も何気なく手に取ったのだが、あまりの暗さにびっくりした。内容は一度読んでみて確かめてほしいのだが、「稲中」で見せるあの爆発的な笑いのセンスはこういうところに裏打ちされたものなのかと、あらためて彼の才能を実感した。機会があれば是非読んでほしい。
そんなこんなで今日のマンガ喫茶代、1時間半480円。(フリードリンク、ソフトクリーム付き)
暇で死にそうです。
2002年9月26日(木)
今日気になったこと
日本人の単車乗りの人。 チョッパーはやめたほうがいい。 何か捕われの宇宙人みたいに手が伸びきっていてカッコ悪い。
車のダッシュボードにフェイクファー。 意味分からん。暑苦しい。
室内で色眼鏡。 俺は他人を色眼鏡を通して見る奴が嫌いだ。意味違うって? とにかく嫌い。何か腹立つ。
誰か言ってやれよ。
2002年9月30日(月)
光陰矢のごとし
問)ここ1週間のあなたの行動を答えよ。
答)マンガ喫茶に行き、マンガ喫茶に行き、マンガ喫茶に行きました。
評)大変有意義な1週間でしたね。3点。
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