チベット日記


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2002年12月1日(日)

ハリー・ポッター

チベット日記 for モバイルでも書きましたが、ハリー・ポッター見てきました。当初はギャング・オブ・ニューヨークを見るつもりでしたが、全くもってマヌケでした。まだまだ全然やってませんでした。(12月14日からだそうです。)

OH! NANTE BAKA NA ORE!

それで、仕方なくハリー・ポッターを見ることにしたのでした。

誤解があるといけないので書いておきますが、嫌々見たわけじゃないですよ。こんなことをなぜ書くのかというと、ウチの相方と前に映画のことでもめたことがあるからです。

ロード・オブ・ザ・リングを見に行った話を以前書いたことがあったと思いますが、僕はファンタジーものが苦手で、対して相方はファンタジー大好き。そうなれば当然、お互いの映画の趣味も合わないわけです。それで僕がロード・オブ・ザ・リングを見終わった後に、「あんまり面白くなかった。」といった類のことを口走ったために

「アナタとはもう2度とファンタジーものは見に行かない!」

と、相方をマジ切れさせ、それが元で別離にまで発展しそうな勢いになったのでした。

そういう経緯があったせいか、今回ハリー・ポッターの続編が始まると聞いて相方はドキドキしていたんでしょうが、僕が、「ハリー・ポッター、一緒に見に行こうよ。」と言っても

「ううん、自分で行くからいい!」

と頑なに拒否されていました。そこまで拒否せんでも・・・。

そういう経緯があったわけですが、ギャング・オブ・ニューヨークは大きくフライングしていたため公開されておらず、映画を見る予定を変えるのも何だったので、二人でハリー・ポッターを見ることにしました。

僕たちは10時半ぐらいに映画館に着いたのですが、さすがにすぐ見られる回の席は完売しており、この時点で13時30分の回のチケットしかありませんでした。

おそるべしハリー・ポッター。

ただただ待っているのも何なので、僕たちはチケットを購入ししばらくその辺をブラブラすることにしました。幸いなことに、僕たちの行った映画館はショッピングモールと一体型のところだったので、時間を潰すのに苦労するということはありませんでした。そういう意味で、郊外の映画館は本当におすすめです。立ち見なんてこともまずないですしね。

さて、問題の映画の内容なんですがネタばれしちゃうと面白くないと思うので書かないでおきますが

ぶっちゃけハリー・ポッター死にます。

うわぁ言っちゃった・・・。まあ、ウソですけどね。ぬははははー。早く見たいでしょ。映画館行きなさい。まあ、正直な感想としてそこそこ楽しめたかなというところでしょうか。ただ、やっぱりちょっと長いですね。2時間半は少し長いですよ。僕なんか最後の30分ぐらいずっとトイレ我慢してましたもんね。いつもはエンドロールまで全部見るんですけど、さすがに今回は遠慮させてもらいました。その長ささえなければ大人でもまあまあ楽しめる映画ではないでしょうか。

ああー、あと見たい映画が現在やっているかどうか、行く前に確認するといいと思います。普通はするか。


2002年12月4日(水)

運命なんて決まっているもんじゃない、自分で切り拓くもんだ。

運命・・・人の意思によらず幸いや不幸を与える力。また、それによってもたらされる現象、事柄。めぐり合わせ。運。

このような考え方というのはけっこう一般的なものであり、西洋であれば「宿命」
仏教であれば「因果」、神道であれば「縁」、などといったように言葉を変えて存在しております。

もし仮に運命というものが本当にあるとしたら、僕たちの人生は生まれる前から既に決まっているわけであり、どうあがいても変えることは出来ないということになります。そう考えると全てが虚しくなってしまうので、僕はあまり運命だとか、運勢といったものを信じないようにしています。

運命を言い訳にすれば物事は簡単です。

仕事がうまくいかないのも運命のせい。
女にもてないのも運命のせい。
金が無いのも運命のせい。

でも、そんなことを言うのはとてもかっこ悪いです。うまくいくのもうまくいかないのも、全ては自分のせい。

「運命なんて決まっているもんじゃない、自分で切り拓くもんだ。」

僕はそう思います。

・・・キマった。今日の日記はかっこいい俺を演出できたな。俺って最高!ファンレターが増えちまうぜ。全く困ったなあー。

相方 「私ねー、ラッキーアイテムが子ブタなんだってー。子ブタを身につけると運気があがるらしいのー。何か一緒にいる人も身につけるといいらしいよー。」







さっそく買いましたが何か?


2002年12月8日(日)

今日を境に生まれ変わろう

部屋に入って一番にパソコンの電源を入れた時点で諦めました。


最近、相方にはオタクと言われています。ぬははははー。


2002年12月13日(金)

アメ車

今日は父親が忘年会だったので、僕が運転手を務めることになりました。最近は道交法が厳しくなったせいか、飲酒運転をうかつにすることができません。そういうこともあり、父親が外で酒を飲むときは大抵僕が送り迎えをします。

まあ、下手に飲酒運転をして事故られるよりはましなので、迎えに行くこと自体は嫌々ではないですけどね。ただ毎回のことなんですが、父親のあの醜態を見ると「しっかりしてくれよ。」と思うのは僕だけでしょうか。そこまで飲むなバカチンが!

というわけで、今日もベロベロになった父親を乗せて家に帰ろうとしたわけですか、今回は一緒に飲んでいた同僚の人も家まで送り届けることになりました。その人はTくんといって、僕が小学生の時からいろいろ世話になっている人です。スキーに連れて行ってもらったり、一緒に食事をしたりと僕にとって大きい兄ちゃんみたいな感じの人でした。昔はよく遊んでもらっていたのですが、最近は父親と職場が変わってしまったこともあり、僕と顔を合わせる機会はここのところあまりありませんでした。

それで何年か振りに会って僕が父親の迎えに来たものですから、Tくんは喜んでいたみたいで昔と同じように僕に話しかけてきました。

T「お前さぁー、彼女とかいるのー?」
僕「まあ、一応ねー。」
T「じゃあさぁー、ドライブとか行くでしょー?」
僕「行くよ。」
T「俺さぁー、いまコルベット乗ってるんだけど、今度デートに貸したるわ。」
僕「(なぬー、コ、コルベット。そんな車乗ったことねーぞ。)ふ、ふーん。」
T「速えーぞ、コルベットは。」
僕「だ、だろうね。」
T「何なら今から乗ってみるか?」
僕「え?いいの?」

それがすべての悲劇の始まりでした。

「ドルーーーン、ドルーーーン。ボボボボボ。」(エンジン音)

僕「やっぱりコルベットは違うねー。」
T「まあ、7500ccだからね。」
僕「なっっ・・・。」

7500といえばアレです。僕の車4台分以上です。はあーやる気なくすわ。

T「まあ、とにかく乗ってみろって。」

そんな僕の車4台分以上の車なんて恐ろしくて乗れません。アクセル踏んだ瞬間にどっかぶっ飛んでいきそうです。

T「大丈夫だって!」

Tくんに促されて仕方なく、おそるおそる運転席についてのですが、もうアレね。F1ね。ナイトライダーね。これは飛行機のコックピットですかみたいなね。飛ぶんですかってね。テイク・オフね。座席2つしかねーみたいなね。チャイルドシートどこに載せんだよみたいなね。これトラックですかってぐらいの無意味なデカさね。

とにかくこんな車、乗ったことありません。後ろの視界ゼロ。車幅感覚まるでつかめない。まあ、言ってみれば乗り心地最悪ですわな。

「(こ、こんな車乗ったら確実に事故る。えらいことになってしまった。)」

こんな緊張感は車校の仮免の試験の時以来でした。

そんな僕の緊張をよそにTくんは余裕です。さすが酔っ払い。

T[よっしゃ、ドライブ行くぞー!全開まで踏めよー。」

「どうなってもしらんぞ。」という気持ちで、いよいよ僕はアクセルを踏みました。ものすごい爆音と共におそろしく加速する車体。シートに食い込む体、これがGというやつか。たぶん2、3秒で100キロぐらいになるのではないでしょうか。後にも先にもこんな車初めてでした。おそるべしアメ車。

それから10分ぐらいコルベットを運転させてもらいましたが、もうホントお腹いっぱいって感じです。しばらくはスポーツカーは勘弁願いたいです。

帰り際に、「デートの時はいつでも貸したるぞ。」と言われましたが、とてもじゃないですが借りれません。車庫入れだけで神経をすり減らしてデートどころではなくなってしまいます。この時ばかりは自分のファミリーカーが一番だと思いました。


2002年12月18日(水)

神戸万歳!

今週の日曜と月曜をつかって神戸に行ってきました。目的はもちろん、そうルミナリエです。相方は北海道に引き続き有給を消化しての参加です。本人も「もう有給無ーい。」と言っていたのですが、こんなに休んで大丈夫なのでしょうか?まあ、僕は年中休みなので関係ありませんがね。誰か仕事くれ。

さて、いよいよ神戸に向かうわけですが、僕たちは神戸まで高速バスで行くことにしました。本来なら新幹線で行きたいところですが、如何せん僕が貧乏なものですから仕方ありません。そういうわけで、少々時間はかかりますが値段の安いバスで行くことにしたのです。(ちなみに往復5500円でした。)

バスは昼ごろ神戸に着いたので、僕たちはルミナリエが点灯するまで市内観光をすることにしました。神戸に行ったことがある人は分かると思うのですが、神戸という街は山と海に挟まれているために、一箇所にギュッと集められたような街になっています。したがって、いろいろな観光地をけっこう歩いて回ることが出来るのです。

そういうわけで「やれ異人館だ。」、「やれお洒落な店だ。」と調子に乗っていろいろ歩き回りました。最初のほうは調子良かったのですが、さすがに最後の方になってくると二人とも疲れてきました。なにせ北に歩こうと思えば必ず上り坂ですし、逆に南に歩けば下り坂です。そんなことを繰り返していれば足に来るのも当たり前で、せっかく神戸に来ているのに、2人して喫茶店で1時間以上マッタリしてしまったのは何ともマヌケな話です。

そうこうしているうちに辺りも暗くなり始め、いよいよこの旅最大の目的であるルミナリエです。相方の話によると点灯の瞬間が一番きれいだということだったので、僕たちは少し早めに行くことにしました。イルミネーションが点灯するのは5時半からだったので、30分ぐらい前に行けば大丈夫かなと僕は思っていました。

ところが、そんな考えは甘かったです。30分ぐらい前では既に人でいっぱいで、僕たちの位置で会場の入り口までなんと1時間!とてもじゃないですが、点灯の瞬間など見れそうにありませんでした。これからルミナリエに行こうと思っている方は、そうとう覚悟したほうがいいのではないでしょうか。

そして、いよいよその瞬間が訪れました。角を曲がった瞬間にこちらを眩いばかりの光が僕たちを照らします。メインの広場まで延々と続く人の山、そしてそれを照らす様々な色で施されたイルミネーション。本当にきれいでした。見た瞬間は「うわぁー、きれいだー。」という言葉しか出てきません。

そういえば昨年のちょうどこの時期、名古屋駅のイルミネーションをすごいと言っていたのですが、あんなものの比じゃありませんでした。言ってみれば、ハリウッド版ゴジラと邦画のゴジラぐらいの違い、長嶋茂雄とプリティー長嶋ぐらいの違いです。いや、この例えはどうだろう。ともかく素晴らしいの一言に尽きます。1時間待って見るだけの価値は十分にあると思いました。本当に行ってよかったです。

ふつう話はここで終わりなのですが、今回は一味違いました。冒頭にも書きましたが、僕は貧乏なので当然ホテルも安い部屋です。これは仕方の無いことなので別に気にも留めていませんでしたが、神様はしっかりと見ていてくれました。日ごろ良いことをしていればいいことがあるものです。

なんと!ホテル側のご厚意で僕たちの予約していた一泊5500円の部屋を、一泊60000円の部屋にグレードアップしてくれたのです。

その名もセミスイート!

もうめちゃくちゃいい部屋でした。僕なんか思わず部屋の中で小躍りしちゃいましたよ。メチャメチャ部屋とか広いし、お風呂にTVとかついてるし。シャワールーム、ガラス張りだし。「なんじゃここはー!」と絶叫しまくっておりました。そんな感じですっかり貧乏な子丸出しだったわけですが、この時ばかりは「本当に生きてて良かったぁー。」と思いました。マジでありがとう。ホテルニューオータニ!みんなに宣伝してまわるよ。

ルミナリエはきれいだったし、神戸牛はおいしかったし、何よりホテルが最高でした。本当に良いことづくしの神戸旅行でした。また是非行きたいと思います。

神戸最高!神戸万歳!


2002年12月21日(土)

カウントダウン

今日は午後5時半からずっと「混浴温泉湯けむり殺人事件」のポロリシーンを期待してTVの前でスタンバイしていたわけですが、ちょっとしたトイレのすきにポロリシーンを見逃してTVの前でガックリと膝を着いて現在に至るわけです。はぁー。

そんな僕も明日の0時を持ちまして24歳になります。
早かったのか遅かったのか。来年こそはいい年にしたいものです。


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