チベット日記


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2003年3月2日(日)

俺は大物にはなれない

って言ったのは誰だコノヤロー。表出ろコラー!

どうも。イキがってみたい年頃のHP管理人ひびのです。みなさんお元気でしょうか。

他人に面と向かって「お前は大物にはなれない。」と言われれば、さすがに腹が立ちますが、「やっぱり俺は小者であるかもしれない。」と自分でもよく思います。今日も自分がつくづく小心者だなあと感じることがありました。



今日遊びに行った帰りに車のガソリンが切れそうになったのですが、ここでもやはり小心者っぷりを発揮してしまいました。遊びに行く前から既にこの状況が起こりうることは分かっていました。家を出る時点でガスのメーターがあと1目盛りぐらいだったので、ちょっと長い距離を走ればガスが切れるのは当たり前のことです。

しかしながら、小心者のくせにこういうところで余裕ぶるというか、ただ面倒くさいだけなのか、ガスを入れていかなかったのです。そして、帰り際にエンプティランプ見事に点灯です。

まあ、実際にランプが点灯してから10〜20キロは走れると聞いたことがあったので、途中で止まってしまうという最悪の事態は起きることはないだろうとは思っていましたが、そこはやはり小心者です。ガスのメーターを見るごとに不安は募っていきます。

(さっき相方を送り届けてから、5キロは走ったよな・・・。まだ、大丈夫だよな。いや、なんかさっきからアクセルの反応がよわいぞ。そういえば、心なしかエンジンの音もおかしい。)

などと、普段エンジンの音など微塵も気にしたことが無いような男が、ガス欠という不安が出てからはもう全てに疑心暗鬼になっています。

(おいおい、坂だよ。ここで止まったらどうするよ。最悪じゃん。ちょっとアクセル緩めてみよかな。・・・あっ!そういえば車は時速50キロで走っている時が一番燃費がいいって聞いたぞ。よし50キロ、50キロ。)

よくよく考えてみれば、燃費も何も、燃料のガス自体が無ければ同じなわけで、バカな男が一人で何を無駄な思考をしてたんだろうかと思います。うわあー、やっぱ俺ちっさいわあ。きっともし大物だったら、余計なことは一切考えず、理由の分からない自信を持って、アクセルも限界までベタ踏みするんだろうなー。所詮俺は小者なわけです。

結局のところ、ガス欠で車が止まってしまう前に無事にGSに着いたわけですが、GSにつくまでかなーり自分で最悪のシナリオを想定して無駄な努力やら、思考やらを重ねてしまいました。ああー、そんな自分が恥ずかしい。もう死んでしまいたい。いや、うそ。まだ死にたくない。というか、本当に俺って小者。いやん。

やっぱりガスは出かける前に入れておくべきでした。反省。


2003年3月8日(土)

知らぬが花(仏)

知らぬが花(仏)・・・何も知らなければ、怒(いか)りや心配(しんぱい)、悩(なや)みさえもなく、心の広い仏様(ほとけさま)のように穏(おだ)やかな気持ちでいられる、ということ。転じて、何も知らずにのんびりしている人をあざけていうことば。

日本のことわざにはこのようないい言葉があります。人には知らなければそのまま幸せに生きていけたのに、ということが多々あります。しかしながら、人はおかしなもので自分が知らないことは知りたくなるというおかしな習性があります。一時の好奇心のために、知らなければ知らない方が良かったことまで知ってしまうことになるのです。

例えば、「彼氏が自分の親友と浮気していた」、「年末ジャンボ宝くじの1等3億円が当たっていたが、実は期限が昨日までだった」、「親父が実はヅラだった」など、時として知らない方が幸せであることは多いのです。

先日、高校時代の友人と北陸の○中温泉というところに行ってきたのですが、まさにその地は知らなければ良かった、というところでした。伏字でもピンときたアナタ!あなたは相当の強者です。というか、ある意味そのことは常識だったのかもしれませんが、全く事情を知らない僕たちにとってその衝撃は凄まじいものがありました。

なんでしょう。例えるなら、小学生の時好きだった女の子が既に3人の子持ちで、体がプロレスラーのような体型になっているのを目撃するぐらい衝撃的でした。見なけりゃよかったってね。

はあー。僕らは単にカニを食べに行っただけなのに、実はその場所は通常カニを食べに行くような所ではなかった、という何ともシャレにならない事実。それを知った瞬間、僕たち4人は笑いが止まらなかったですよ。

「あはははは、あはははは。」
「わぁーちょうちょさんが飛んでるよ。」
「あっ、ほんとだ!」
「ここは楽園だね。アハハハ≧(´▽`)≦アハハハ。」

まあ、旅じたいは楽しいことは楽しかったのですが、真実は知らない方が幸せだったかなと思います。本当はもっと詳しく書きたいのですが、もしかしてこれは暗黙の了解、つまりは大っぴらに書くようなことではないかもしれないので詳細は書きません。好奇心がある人は自分で検索してみてください。

本当に知らぬが花ですよ。


2003年3月9日(日)

そろそろ始めないと

いま日本で自分が最も怠けている人間ではないかと思うほど、史上最悪にだらけていた僕なわけですが、あと3週間もすると社会人になるわけです。ですから、今までのようにサカつくに夢中になって夜更かしをしたり、マンガ喫茶に入り浸って無駄にお金を消費したり、「寝過ぎで頭が痛いよー、ママァー。」などと昼近くに起きたりは出来なくなるわけです。

このだらけきった体を、島耕作よろしく、できる男の体に仕上げなくてはなりません。これはやはり急に行うことは無理な話であり、あと3週間あるのですから徐々に体を慣らしていかなくてはなりません。しかも僕の場合、4月の頭から研修が東京で行われてることになっているので、体だけではなく研修の準備もしなくてはいけません。ああ、めんどくせー。

そういうわけで、できる男はまず身だしなみからということで、今日は栄にスーツ、その他諸々を買いに行きました。普段僕はスーツどころかきれい系、いわゆるモードの格好をしないので、スーツの選び方、値段などさっぱり分かりません。ということで、本当に適当にあるお店に入って、スーツとは何ぞやということをレクチャーしてもらいました。

店員「今日はどういったものをお探しで?」
僕「あのー、仕事用のスーツを探してるんですけど。」
店員「何かご希望の形とかありますか?」
僕「あんまり派手じゃないものがいいですね。」
店員「それでしたら、こちらなどですね。」

と、あるスーツを出されたわけですが、あのチェンジポケットってやつですか?あれがついていたわけですよ。僕にとってはそれが少し派手なデザインに思えたので、「その2個ポケットはちょっと奇抜ですね。」と言ったんですよ。そうしたら、そのポケットは別に奇抜なデザインなわけではなく、昔からあるデザインという説明を受けました。何でもそのポケットは、その昔貴族が懐中時計を入れるためのポケットだったそうで、現代になって作られたデザインではないらしいです。まあ、そんな説明を受けてもやっぱりちょっと奇抜なような気がしましたがね。

他にも、サイドベンツは貴族が馬に乗るときにスーツの形が格好よく見られるために作られただとか、いろいろウンチクを聞かせていただきました。でも、何を聞かされても結局決め手になるのは値段なわけで、そう考えるとブランド品は高いですね。貧乏人の僕にはそんなウンチクが必要なスーツは要りません。そういうわけで、ウンチクだけ聞いてその店は出ました。まあ、ウンチクだけは飲み会の席で使わせていただきますがね。ありがとよ。

スーツは結局栄で買うことはやめて、紳士服のトリイで買うことにしました。
ビバ!ツーパンスーツ!

それにしても、やっぱりブランドのセレクトショップよりは安いですね。一着ぐらいは良いスーツを持っていてもいいのかもしれませんが、まだ社会人一年目のペーペーは安物で十分ですわな。また、僕にとってスーツはお洒落というより、むしろただの仕事着であるので、別にスタイリッシュである必要は無いのです。

スーツを選ぶ時の基準をあえて言うならば、オヤジ体型を少しでも隠せれるスーツであればいいので、ブランド品じゃなくてもトリイでそれが買えるのなら十分なわけです。「ブランド」よりは「オヤジ体型カバー」ということで、そのコンセプトのもとさまざまなスーツと格闘した結果、最終的には紺色の29800円のスーツを買うことにしました。(ツーパンスーツにも惹かれたが、シルエット的に若々しさが無いらしい)

まあ、僕には妥当な値段じゃないでしょうか。十分すぎるくらいです。

ああ、春が近づいているんだな。
スーツを買ったり、いろいろ手続きしたり。
いよいよ始まるんだ、そんなことを感じます。


2003年3月14日(金)

MRI

以前からたまに、右脚の太もも部分が突然原因不明の痛みに襲われることがあったので、ちょっと前から整形外科に通っていたのですが、今日は次回の診察の事前検診のためMRIという検査をやってきました。今までの診察では、レントゲンを撮っても異常なし、先生の触診でも異常が無かったので大丈夫だと思うのですが、何も異常が無いことが分かればそれに越したことは無いですし、もうすぐ社会人になるということで晴れやかな気持ちのまま就職したいですから、一応のため検査を受けることにしたのです。

MRI(磁気共鳴画像)検査とは分かりやすく言うと、身体に電波をあてることによって身体の断面(輪切りやタテ・ヨコ切り)を見る、というものです。さらには、放射線を使っていないために人体への影響が少ない検査、ともいわれています。しかし、このような説明を受けても所詮は紙上での説明に過ぎないわけで、やっぱり得体の知れない検査には違いありません。

そんな不安を抱えたまま、予約時に指定されたMR室へと僕は向かったわけですが、そのMR室というのがこれまた辺ぴな所にあるのです。僕の行った病院は結構大きな病院なのですが、そのMR室と他の診療科がものすごく離れているのです。

「(おいおい、大丈夫かよ・・・。やっぱり、ちょっとヤバイんじゃないの?)」

などと、またまた勝手にネガティブな思考を働かせていたわけですが、他の診療科とは少し離れた棟の地下にそのMR室はありました。重いガラス戸を開けて、そこに入ると何やら中から「ドンドンッ!」という大きな音がずっとなっています。その音はまるでダンスミュージックのベース音のようにずっと鳴り続けています。

「マジ、怖くなってきた・・・。」

何てことは微塵にも態度に出さずに、受付のお姉さんに診察券を渡します。

「予約してたひびのです。」
「はい。じゃあ、着替えてその部屋に入ってくださいねー。」

手馴れたものです。僕はお姉さんの言われたとおり、妙なバスローブのような検査着に着替えると、大きな音の発信源があると思われる部屋に入っていきました。

部屋に入るとそこには、デカイ窯のような物体が置いてありました。

「こんなわけの分からんものに俺の大事な体を突っ込むのかよ!!」

とツッコミたいところでしたが、とてもじゃないですがそんな雰囲気ではありませんでした。もう、検査技師の言われるがままに、身を預けるしかありません。痛くしないでね。(ぽっ)検査台の上に寝ころばされ、検査部位である右脚の太もも部分にものものしい器具をつけられると、釜の中へと僕の体は吸い込まれていきました。技師から、だいたい10分から15分ぐらいで終わる旨を告げられて、僕は独り、釜の中です。

「(ああー。このまま死んでしまうのではなかろうか。)」

釜の中に入れられる前に、音がすごいからということで耳にヘッドホンをつけられましたのですが、それがまた物悲しい音楽なんです。いわゆるフィーリング音楽だと思うんですけど、エニグマとか微妙に暗いじゃないですか。加えて、「ドン!ドン!ドン!ドン!」と定期的に刻む重低音のリズム。心拍数も上がるっちゅうねん!

さらに、体は動かせないですから周りは見えないし、どんどん不安になっていくわけですよ。

「(俺はMRI検査と嘘をつかれて、実はこのまま人造人間にでも改造されるのではないだろうか?ああ、いやだ!そんなのは嫌だ!まだまだやりたいことはいっぱいあったのに。悪の軍団となんて戦いたくないよぅ。)」

という僕のバカな不安をよそに、検査は続行されています。周りから見てる分には、たかが10分のことだと思うんですけど、こちらとしては耳にヘッドフォンされて音は無いですし、視界も限られているという状態であるわけで、その10分間がものすごく長く感じました。

いやあー。やっぱり、自分がわけの分かっていないモノってのは不安になりますよね。自分はとことんアナログ人間ということが分かりました。


2003年3月15日(土)

100円ショップ

100円ショップって便利ですねー。現在、僕は4月から東京へ研修へ行くためにいろいろ準備しているわけですが、細々とした物を買うには100円ショップは最適なわけです。100円ショップに行けば、文房具から洗濯用品まで大体の物は何でも100円で揃うわけで、本当はそれだけでも納得するべきなのに、人間というのはどこまでも欲求が膨らむものです。

最初はとりあえず使えればいいということで、品数が豊富である100円ショップに感動して
「100円ショップってすごいなあー。ココなら毎日来てもいいよー。」
とか、バカなことを思ったりしていたのですが、そのうちに値段の方だけで満足できず、だんだん商品の質の方にも注文がつけたくなって来ました。

「このバインダーさあ、もうちょっとハイセンスな感じなやつ無いの?」
「この歯ブラシもさあ、なんか安っぽいよ。」
そりゃあそうです。100円なんですもん。

でも、慣れてくると文句を言いたくなるのが人間の性というのか、100円という格安で売ってくれているにもかかわらず、散々文句を言いながら店を歩き回りました。たちの悪い客です。それでもって、結局洗濯ネット2個とピンチ8個つきのハンガーを買い、僕は100円ショップを後にしました。散々文句言って、買ったの結局それだけかよ!みたいな。ケチくさー。


2003年3月16日(日)

菜の花

今日は、知多半島にある「花ひろば」という所に行ってきました。



僕のヘッポコ携帯デジカメで撮ったのでとても見にくいのですが、実際はものすごく奇麗です。この日は少し曇っていて肌寒かったのですが、結構たくさんの人たちが見に来ていましたよ。

はじめ、場所の方が少し分かりにくくて入り口を見落としそうになったのですが、「花ひろば」と書かれた看板があったので、その誘導にしたがって車を走らせると、それらしきものが目の前に見えてきました。ところが、その花畑と思わしきものは、一面、茶色です。
「うわぁ、やっちまった。」
もう菜の花畑の一般公開が終わってしまったのかと一瞬思いましたが、実は違いました。そこは、別の農家の菜の花畑だったらしく、刈り取りが終わっていたのでした。

ああ、よかったと、その刈り取りの終わった畑からしばらく車を走らせると、「花ひろば」はありました。もう、一面黄色のじゅうたんです。ここは富良野か?

♪あーあー あああああーあ ああーあああああー

という北の国からのテーマが流れてきそうな勢いです。
まあ、バリバリ愛知県の知多半島ですがね。

大きな畑が4つぐらいでしょうか。そこに全部菜の花が植えられいます。これは壮観でした。近くで見るとそんなにでもないんですけど、遠くから見ると広い大地いっぱいに黄色い菜の花なわけですから、そりゃあ奇麗ですよ。

3月いっぱいは見られそうなので、興味のある人は行ってみてはいかがですか。


2003年3月19日(水)

過去の清算

もうすぐ社会人になることですし、いい節目だということで過去ログを整理してみました。整理している途中、当然過去に書いた日記を読むわけですが、やっぱり読んでいて恥ずかしくなるものばかりです。でも、「あの時はこういうことを考えていたんだ」とか、「こういうものが流行っていたんだ」ということが、日記とともに記憶が蘇ってきました。そういう意味では、過去ログも貴重なものですなあ。

−−−−−−−−−−

それにしても、アメリカはどうしてもイラクが攻撃したいのでしょかねえ。一説によると、ブッシュの支持団体である石油機構の差し金という話も、、ゴホゴホッ。とか、戦争をやってアメリカの景気を良く、、ゴホゴホッ。まあ、何にせよ戦争はやってほしくないですね。

一体、誰のための戦争なのでしょうか?戦争がまた新たな戦争を引き起こす。いつまで経っても終わりません。
戦争の場合、いつまで経っても過去の清算は出来ませんからね。


2003年3月21日(金)

ひびののちょっといい話

今日は後輩の卒業式だったわけですが、今現在午前1時。ようやく帰って参りました。と、その前に卒業生の皆さんに言わなければなりませんね。

「卒業おめでとう!」

特にM島くん、ホントに卒業出来てよかったね。自分達が幹部をやった時の1年生というのもありますし、まあ何よりいろいろやってくれました。でも、その分無事に卒業してくれて心の底から喜びを感じることが出来ましたよ。マジでよかったね。もちろん、他の卒業生の人もおめでとう!僕と一緒に社会人になるわけだけど、まあボチボチやってきましょうや。

はい。というわけで前置きはいいんですけど(オイッ!)、今現在、時間は午前1時を完全に過ぎているわけで、ハッキリ言って眠いです。じゃあ、何で書いているかというと酔っ払っているからなわけで、最初何を書こうと思ったんだっけな。ってそうじゃん。

実は、卒業式の後飲み会をやったわけですが、案の定、帰りの電車が無くなってしまい、後輩のHよしの家に行こうという話になっていたのでした。と、その時。

「今どこ?」
相方です。

「ああ、まだ栄。」
「ってもう終電無いじゃん!どうするの。」
「いや、Hよしの家に行こっかなと。」
「それでいいの?」
「いや、でも終電ないし。どうしたらいい?」
「自分で考えなさい!」
「はい。帰ります。」

ということで、帰ることに即決したわけですが、如何せん交通手段がありません。すると、ここで救世主が!僕がどうしようと途方にくれていると、なんと僕と同じ方向にタクシーで帰る猛者がいるではありませんか。ここは一緒に乗っとかねば!、ということで彼らと一緒に帰ることになりました。

まあ、そうは言っても、僕の家は彼らの家からすれば、明らかに栄からは遠いわけで、タクシーのメーターはすごい勢いで回ることは予想されました。それでも僕は今日中に家に帰りたかったのでタクシーに乗ったのでした。

それで、タクシーには4人で乗ったのですが、うち3人は名古屋市内で降りていきました。っておーい。俺バリバリ名古屋市民じゃねーよ。彼らが降りた時に、タクシーのメーターはすでに4000円近くでした。こ、こわいよ。父さん。僕、名古屋からタクシーになんか乗ったことないよ。
ということで、かなりの勢いで10000円オーバーは到達しそうでした。幸い先に降りた3人から少し多めにお金をいただいていたので、ちょっとは得した気分でしたが、よく考えれば、ここからがかなり長いわけで、家に着いた時に料金が一体いくらになるのかかなり不安でした。

僕は社会人でもないですし、っていうかぶっちゃけ無職だし、みたいな。タクシーで錦から実家に帰るということは、まずあり得んわけですよ。だから、タクシー料金がいくらになるかも読めないですし、みんなは先に降りちゃうしで、大変なわけですよ。もう、「タクシーのメーター壊れんかなー。」とかそんなことばっか考えてるわけですよ。

で、3人が降りた後は僕と運転手さんのマンツーマン・トークなんですが、その運転手さんがかなりいい人で、意外にも久々に知らない人と打ち解けて話してしまいました。

「お客さんはお仕事されてるんですか?」
「いや、4月から働くんですよ。」
「あーそうですか。頑張ってくださいね。」

てな具合にさりげなく世間話も弾みつつ、料金メーターはガンガン回っていきます。

「お客さん、まだ遠いんですか?」
すでに料金は8000円を回っています。

「ああー。そうですねー。もうちょっとですねー。」
「じゃあ、分かりました。ここでメーター切っときますね。」
「いや、まだかなりありますからいいですよ。」
ぶっちゃけ、まだ10分以上あります。
「いいです。いいです。まだ働いてないみたいだから、少しおまけしときますよ。」
「いや、かなりまだとお・・・。」
「ギーガシャガシャ。」(メーター切る音)
おいおい、切っちゃったよ。

ということで、自宅からまだ10分以上あるにもかかわらず、運転手さんは料金をまけてくれたのでした。というか、運転手さんはもっと早く到着するつもりだったんだろうね。(笑)僕は得したからいいんですけど。

やっぱり、世の中にはいい人っているもんですよね。栄の錦から僕の家までだったら、たぶん10000円以上はかかると思うんですけど、なんと2000円ぐらい得しました。運転手さんマジありがとう。今度からもつ○めタクシー使うからね。ってことで今日は本当にツイてました。みなさんもタクシーに乗るときは極力貧乏なフリした方がいいかも、です。


2003年3月24日(月)

天よ、あなたは我を見捨てたもうたか。

相方の父上は大の車好きです。そう言うだけはあり、車の手入れには素晴らしいものがあります。いつも相方の家に遊びに行くと、父上は大体車を洗っています。しかも、洗うのは自分の車だけではなく、相方の車も父上が洗っているのだそうです。何ともうらやましい話ですが、相方曰く、父上は洗車が趣味らしいのです。

対して僕はどうかといえば、車にはあまり興味が無くて乗ることが出来さえすれば何でもいいという人であります。そういうわけで、車を洗うことなんて余程汚れがひどい時か、ホントに気が向いた時ぐらいしかしないのです。だから、僕の車は大体汚れているわけですが、どうもそうも言ってられなくなってきました。

ある時、いつものように相方の家に遊びに行ったのですが、その日はたまたま車を洗っていったのです。すると、あくる日相方が衝撃的な言葉を発したのでした。

「あのねー。お父さんが”今日は”車きれいだったな、だって。」
「なっ・・・。」
っていつも車しっかり見られてたのかよ・・・。

これは困りました。相方のお父さんは車を洗っているのと同時に、実は僕の車もしっかりチェックしていたのです。これは、かなりのプレッシャーです。つまり、相方の家に遊びに行くにはいつも車がピカピカではないといかん、ということになります。

まあ、そうは言っても僕は生粋の怠け者ですから、やっぱり車をあまり洗わないわけなんですけど、相方の父上が見ていると思うとどうにも車が気になります。だから、汚れがあまりにひどい時には出来るだけ洗車をするようになったのです。しかし、運悪く車を洗っていない時に相方の家に行くということもあります。こういう時が困りものです。

つい最近、車が史上最悪に汚れていた時に相方の家に行ったのですが、この時は車を洗っていないことよりももっと最悪な出来事が起こりました。その日は自分でも最悪に車が汚れていることが分かっていたので、もう父上の目が気になって気になって仕方なかったのです。それで、僕は最高に汚れた車を見られたくない一心で、挨拶も早々にその場を立ち去ったのですが、これがまた良くなかった。今度は「アイツは挨拶もろくに出来ん奴だ。」と相方の父上はご立腹です。

もう、ホント僕どうしたらいいんですか。(泣)

ていうか、車洗えば済む話じゃん!という声が聞こえてきそうですが、本当にその通りです。僕がバカでした。なんでこんなシンプルなことに気が付かなかったのでしょうか?やっぱり車は常にきれいにしておくものですね。

というわけで、今日は車を洗いました。
メチャメチャ丁寧に洗いました。
二度洗いもしました。
水分もきれいにふき取りました。
もう、最高にきれいじゃないっすか、僕の車!

・・・・・。
2時間後、雨降りました。しかもドシャ降り。
天よ、あなたは我を見捨てたもうたか。


2003年3月25日(火)

NO WAR

この世で一番こわいのは
無関心でいること

どうでもいいや

そう思った時点で
全部終わりだから

戦争なんか無くなりゃいいのにね


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Akiary v.0.51