チベット日記


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2003年5月16日(金)

青春グラフィティー

1ヵ月半という長丁場の研修を終え、我が麗しの名古屋へと舞い戻ってまいりました。みなさん、お久しぶりです。というかカウンター全然回ってねぇー。まあ、自己満足の世界なんでそのまま書き進めますが。

冒頭にも書いたように東京での1ヶ月にも及ぶ研修、本当に長いなあと行く前は思っていました。いや、実際に長かったんですけどね。でも、それを覆してしまうほど今回の研修は充実したものでした。研修内容は置いておくとして(おいっ!)、生活面に関しては本当に楽しかったわけですよ。今回の研修は全国の同期がなんと180人も集まってのものでした。そうなるといろいろ個性のある奴らが集まってくるわけで、もう本当に飽きなかったです。

僕は大学時代にスキー部に所属していて、何物にも代えがたい仲間と出会うことが出来たわけですが、もうこの先一生そういう仲間とは出会うことは出来ないんだろうなあ、と実は思っていました。ところが、そうではなかったのです。たった1ヵ月半という短い間でしたが、スキー部の仲間と同じぐらい大切な仲間と今回出会うこと出来ました。

やはり1ヶ月半という長い期間一緒に暮らして、退屈な講義を受けたり、バカなことをやったり、一緒に飲んだり、そんなことをしていれば自然と友情が生まれるものですね。だから、同期のみんなと別れるときは本当に辛かったです。なんせ、24のいいおっさんが研修で、仕事で来ていると割り切っていたはずなのに、別れる時になんと泣いてしまいました。というか、最後の方なんて、先に帰っていく人たちを見ていると涙が出てきてしまうので、みんなが見えないように隠れていたぐらいです。年のせいでしょうか、涙腺がめちゃくちゃ緩くなっています。何やってんでしょうかねえ。

ともあれ、研修で別れるのが辛くて泣いてしまうような仲間と出会えて、本当に良かったです。まだまだ彼らとは終わりじゃないし、絶対にどこかで会えると思います。今度会う時はお互いにレベルアップして笑顔で会いたいな。今はそう思うばかりです。


2003年5月19日(月)

初出勤

4月2日から研修に行っていたので、今日が実質初の出勤日でした。初出勤ということで、心なしか緊張して気合十分で今朝は目が覚めました。

「よーし、今日はがんばるぞー!」

って雨かよっ!日ごろの行いが悪いせいでしょうか。僕の門出にいきなり暗雲が立ち込めてきてしまいました。出鼻をくじかれた格好となってしまいましたが、そんなこととは関係なく仕事に行かなくてはなりません。当たり前ですが。

言うまでもなく僕は新人さんなわけですが、通常新採用者ってのは始業時間のどのくらい前に行くものなんですかね?そういうのって分からないじゃないですか。1時間前ではちょっと早すぎる気もするし、5分前ってのもあり得ないし。そういうわけで、まあ無難なところで30分前に着くように家を出ることにしました。あっ、ちなみに相方は重役出勤らしいですが。

30分前に配属課に着くと、すでに何人かの方がみえていました。結構みなさん早く職場に来ているみたいです。それでボーとしているのもアレなので「何か仕事はありませんか?」と一番年齢の近い先輩に聞くことにしました。

「じゃあ、机拭きやろっか。」

きたー。きたよ。新人さんらしい仕事ですなあ。いや、全然やりますよ。ていうか、それぐらいしかやれること無いですもんね。まずは机拭きのプロになることから始めますよ。マジで。

9時近くになると、課の皆さんもバラバラと出勤してみえました。と、いきなり僕には仕事がありません。みなさん仕事が始まると、僕みたいなヘッポコ新人くんなど相手にしていられませんもんね。

でも、僕はくじけませんよ。

「何かすることありませんか?」

今日、この言葉を何回発したことか。だって、自分から言っていかないと新人にまかせるような仕事なんてないですからね。うわあ、俺ってなんてポジティブ。というか真面目な話ですね、そうやって顔を売っていかないと仕事も覚えられないですし、教えていただけないですからね。だから、今日はがんばりましたよ。

机拭きでも、コピー取りでも、コップ洗いでも(まあ、これは業務外か・・・)、やれる仕事はがんばってやりますよ。業務内容について先輩方と対等に話せるなんて今の段階で全く思ってないですし、今は顔を売って、先輩の仕事のやり方を盗んで、自分を成長させていきたいな、そう思っています。

じゃあ、明日も気張っていくぜ。


2003年5月24日(土)

充電期間

社会人生活実質1週間目、主な仕事は新聞のスクラップ。みなさん、おつかれさまです。机拭きもがんばっているひびのです。

というわけで、初出勤の日から1週間経ったわけですが、今のところ仕事らしい仕事というものをやっておりません。おいおい、期待されてないのか、俺?まあまあ、そんなことも無いと思うのですが、1週間経つにもかかわらず未だに自分の部署が何をやっているところなのかさっぱり分かりません。

というのも言い訳させて下さい。実は今ウチの部署、かなーり暇らしいのです。僕は5月の中旬に配属課に研修から戻ってきたのですが、丁度それまでが繁忙期だったらしく、僕が帰ってきた今は末端の僕に回ってくるような仕事は無いらしいのです。

それでも僕としては早く仕事が覚えたいので、何とかして仕事を回してもらおうと先輩に
「何か僕に出来る仕事はありませんか?(懇願)」
と尋ねて回っているのですが、先輩には軽く
「いやあー、ひびのくんに仕事回しちゃったら、俺がやること無くなっちゃうよー。あはははは。」
と一蹴される始末です。いや、笑えないですよ。あはははは。(苦笑)

さらには、火曜日に僕の歓迎会というものがあったのですが、その席においてまたまた衝撃のお言葉を先輩から頂くことに・・・。

先輩「ウチさあー、今暇じゃん?」
僕「はい。結構そうみたいですねー。でも、何かあったら仕事回してくださいねー。何でもやりますんで。」
先輩「ああー、無い無い。だって飼い殺しだよ。ホント。」
いや・・・。先輩、そんなこと言わないで・・・。軽くヘコむから。

まあ、時間があるということは、その分勉強ができるということでもあるわけで、今は前向きに捉えて頑張っていこうと思います。また、裏を返せば、本当に忙しくなれば先輩方も僕など構っている暇は無くなるわけで、今のうちに分からないことはどんどん聞いて、先輩方に迷惑を掛けないように知識を溜め込んでおかなければいけないなあ、と真剣に思っています。

社会人1年目、まだまだがんばりどころはたくさんありそうです。


2003年5月25日(日)

清掃当番

今日は日曜です。いうなれば休日です。家でダラダラとする日です。もう一度言います。今日は日曜です。なのに僕は仕事です。なんでだよおおおおおおおおおおおおおお。ド━━(゚Д゚;)━━ン!

実は今日、とある資格の試験官をしてきました。本当はうちの部署は担当ではないのですが、人数が足らないということでヘルプに行ってきました、嫌々。あわわわわわ、嘘です。これも仕事の一環ですもんね。ペーペーが偉そうなことを言ったらいけません。

それで、試験は名古屋市内のとある大学で行われたわけですが、本当にひどい目にあってきました。試験官といえばですね、大学生の楽なバイトのうちで3本の指に入るほどのものだと思うんですが、今回ばかりは様子が違いました。

試験は13時から始まるのですが、なぜか僕たちは9時半に集合です。この時にもうすでに何かおかしいと思っていたんですよ。だって13時開始なのに9時半に集合なんて、あまりにも早すぎる。その理由は、会場の設営も僕達がやるからでした。ああ、なあんだ。そういうことならしょうがないですね。会場をお借りしているんだから、設営ぐらい自分達でして当然ですよね。ということで、一応は納得したのですが、そんな思いも僕の担当する教室に入って一瞬で吹き飛びました。

汚い。汚すぎる。

今までいろんな大学を見てきましたが、今回の大学は史上最悪に汚かったです。4時間前に召集されるのも納得できる。ペットボトルは転がってるわ、菓子のゴミは床に散らばり放題、こんな所でよく勉強できるなあ、というほどひどい環境でした。ホントよくやるぜ。

まあ、そうはいっても仕事なので会場を設営しなくてはなりません。しかし、設営の前に教室の清掃をしなくては、とてもじゃないですが試験など出来るはずがありません。そう思って仕方なく清掃を始めたわけですが、あまりの汚れっぷりに怒りを通り越して、呆れてしまいました。

つうかよー、机の中に梅干しの種入れっぱなしにするなよ。
鼻かんだらティッシュぐらいゴミ箱に捨てようぜー。
小学生じゃないんだから、机に落書きするのやめようぜー。
こらあああああああああああああ、飲みかけのジュース、机にいれるなあああああああ。俺の脚にジュースかかるじゃねえええええええええええか。

てな感じで、肝心の設営ができるまでに教室の清掃に時間がかかる始末です。もう本当に試験官に来たというより、大学の清掃に来たみたいです。何やってんだかねえ。まあさあ、大学生に当番決めて教室清掃しろとまではいわないからさあ。せめてゴミ箱に捨てられるゴミぐらい自分で捨てようよ。人としてのモラルぐらい持っておかないとね。


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